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実験方法

本実験では木に基づくクラスタリングを利用するために,アクセント情報, モーラ情報,前後音素環境を考慮した音節モデル(以下,音節環境モデル)を 提案する.音節環境モデルの作成には,HTK[4]を使用する.

音節環境モデルの作成手順を図25に示す.最初に音節を中心とした初期 モデルを作成する(図中1).次に半連続型の基本モデルを作成する(図中2).最後 に学習を繰り返す事で,前後音素環境(図中3),モーラ情報及びアクセント情報 (図中4)を考慮し,音節環境モデル(図中5)を作成する.

図 25: 実験手順
\includegraphics[width=15cm]{tejun.eps}

本実験ではまず音節環境モデルを作成する.次に作成した音節環境モデルに対し て,木に基づくクラスタリングを行う.最後にクラスタリングにより得られた情 報を基に合成音声を作成する.



平成19年3月12日