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目次
評価値が離散的であるため単純な相関係数が使えないと考えて, 推定値と評価値の差が0.33未満(評価の差が1つ未満)ならば「合」とした. 推定精度は
77%(合の数/推定数 = 27/35)であった. また, 各文で上位10位までの
推定値について推定精度を求めたところ, 79%(270/341)であった. 推定値をも
とに適合パターンを選択し, そこから英文を生成すると, その推定値の品質で英
文の得られる可能性が79%であることを意味する.
表 7:
実験結果
値の差 |
推定値1位 |
推定値上位10位 |
0.33未満(合) |
77%(27/35文) |
79%(270/341件) |
0.66未満 |
20%(7/35文) |
18%(63/341件) |
0.66以上 |
3%(1/35文) |
2%(8/341件) |
オープンテスト341件の推定値が, A〜Dの4段階でどのように分布しているかを調
べた. 結果を図7に示す. 分布の様子から推定値が0.5付近より大きい場合の評
価がAにかたまっていることがわかる.
平成18年3月20日