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評価パラメータ$x_i$と評価値$y$の事例

英文の生成は, 適合したパターンに対応する英語パター ンを用いて, 人手により行う. その英文の品質を評価する. 評価は以下の$A〜D$の4段階で行い, 評価関数作成の際には評価に応じた値を使用 し, 適合パターンの評価値とする.


評価$A:1$
情報や文法に問題がない
評価$B:0.66$
重要でない情報が欠如しているが簡単に修正可能
評価$C:0.33$
入力文を部分的に訳せている
評価$D:0$
入力文の訳としては使用不可能


作成英文の評価をを表2に示す.




表 2: 各評価における作成訳の例
評価A
入力文 彼にはその任務を果たせるだけの能力がなかった。
対訳 He was not equal to the task.
適P(日) $N$1には!$VP$2^rentaiだけの/$N$3が
/(無かっ|なかっ)た。
適P(英) $N1$ had little $N3$ to $VP2$.
作成訳 He had little ability to fulfill the duty.



評価B
入力文 この辺には気の利いた料理屋がない。
対訳 There are no respectable restaurants
in this neighbourhood.
適P(日) /<$N$1は>/$NP$2が/$AJ$3。
適P(英) $N$1 $AJ$3 $NP$2.
作成訳 No respectable restaurants
in this neighbourhood.


評価C
入力文 将来は建築関係に進みたいと思っている。
対訳 I'm thinking about going into architecture
in the future.
適P(日) $1^{$N1$は}!$VP2$.taiと$1/思っている。
適P(英) $N1$ hope to $VP2$.
作成訳 In the future hope to going
into architecture.


評価D
入力文 警官が来て騒ぎを鎮めた。
対訳 The policemen came and got the things
under control.
適P(日) $N1$$VP2$(て|で)/$N3$を/$V4$.kako
適P(英) $N1$ $VP2$.past across $N3$.
作成訳 The policemen came across the things.


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平成18年3月20日