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推定結果

実験結果を表5および表6に示す.


表 5: 文種別1の推定値
各条件 カバー率$R1$ 正解率$P1$ 正解率$P2$
条件α 80%(8/10) 52.9%(9/17) 50.0%(4/8)
条件β 100%(10/10) 20.4%(10/49) 60.0%(6/10)
条件γ 30%(3/10) 14.8%(4/27) 66.7%(2/3)
条件δ 20%(2/10) 50.0%(1/2) 50.0%(1/2)


表 6: 文種別3の推定値
各条件 カバー率$R1$ 正解率$P1$ 正解率$P2$
条件α 80%(8/10) 36.3%(12/33) 62.5%(5/8)
条件β 90%(9/10) 22.5%(14/62) 100%(9/9)
条件γ 30%(3/10) 0.0%(0/4) 0%(0/3)
条件δ 0%(0/10) ‐ (0/0) ‐ (0/0)

この結果をみると,6つの真理項をすべて一致させて検索することで,正解率 $P1$が高く,条件αおよびβではカバー率$R1$と正解率$P2$が共に高いことが判 る.つまり,大量の翻訳候補の中に1つでも翻訳に利用できる適切なパターンが 含まれていることを意味している.


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平成18年3月20日