重複例２

• 対訳文型パターンＣ

  日本語文：

  彼は結婚して一家を構えた。

  日本語文型パターン：

  /y $1^{/tcfk $N1$ は} /cf ($V2$|$ND2$ をし) (て|で) $1 /ytck $N3$ を /cf $V4$.kako 。

  英語文：

  He got married and set up house.

  英語文型パターン：

  $N1$ V($V2$|$ND2$)^past and $V4$^past $N3$.

• 対訳文型パターンＤ

  日本語文：

  彼女は仕返しして恨みを晴らした。

  日本語文型パターン：

  /y $1^{/tcfk $N1$ は} /cf ($V2$|$ND2$ をし) (て|で) $1 /ytck 恨みを /cf 晴らした。

  英語文：

  She settled an old score and got revenge.

  英語文型パターン：

  $N1$ settled an old score and V($V2$|$ND2$)^past.

対訳パターンＣ，Ｄの日本語文型パターン中は，「$N3$ を /cf $V4$.kako」と「恨みを /cf 晴らした」の部分が異なっている． 「恨み」は名詞，「晴らした」は動詞＋過去を表す助動詞で，それぞれ名詞変数$N3$と動詞変数＋様相関数の$V4$.kakoに適合する． よって，文型パターンＣのカバー範囲に，文型パターンＤのカバー範囲が含まれている．