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図1の
で示す点は,適合頻度が上位8件の文型パターンを表す.
この8件の文型パターンを用いて翻訳評価を行った.
入力文として,文型パターンが適合する文からランダムに10文を抽出し,
第4章と同じ評価基準(A,B,C,Dの4段階)で評価した.
なお,適合文数が10文未満の場合は全ての適合文を用いた.
評価結果を表11に示す.
また,具体的な結果を付録に示す.
 
表 11:
適合頻度上位8件の翻訳評価結果
| 評価 | 
A | 
B | 
C | 
D | 
F | 
| 件数 | 
0 | 
2 | 
35 | 
28 | 
15 | 
 
 
 
評価の結果,評価値の高い英文はほとんど得られなかった.
前節で述べたとおり,適合頻度の高い文型パターンは過剰に汎化されている傾向があるため,
品質の高い英文を得ることは難しいと考えられる.
平成19年3月1日