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包含関係候補の調査結果

(互いに)包含関係候補のパターン対に対して,パターン間の差異を調査した結果を表6.5.4に示す. なお,調査した差異は,位置指定記号のみ,離散記号と位置指定記号のみ,語尾関数のみ,様相関数のみ,離散記号と語尾関数のみ, 離散記号と様相関数のみ,の6種類で,いずれも簡単な差異となっている.


表 9: パターン間の差異の調査結果
  互いに包含関係候補 包含関係候補
パターン対の数 123 214
(日本語パターン数) (208) (334)
  離散記号のみ 15 12.2% 1 0.5%
  位置指定記号($1)のみ 37 30.1% 0 0.0%
  離散と位置指定のみ 5 4.1% 0 0.0%
  語尾関数のみ 0 0.0% 0 0.0%
  様相関数のみ 2 1.6% 0 0.0%
  離散と語尾のみ 0 0.0% 0 0.0%
  離散と様相のみ 0 0.0% 0 0.0%
  59 48.0% 1 0.5%

結果より,今回調査した差異を持つ互いに包含関係候補のパターン対は48%と半分程で,残りの候補はそれ以外の差異を持つことが分かった. また,包含関係候補のパターン対では,ほとんど調査した差異を持たなかった.

以下に包含関係候補の例を示す.



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Keichiro Katayama 平成17年5月20日