心的状態の活性連鎖
心的状態同士は各々特有の関連性をもっている.
この関連性に基づいて対話から推定された一つ,あるいは複数の心的状態から,
連鎖的に心的状態が生起する.
例:
・「発話行為(一緒に帰ろう.)」→「要求プラン(一緒に帰る)」
→「プラン(一緒に帰る)」→「目標(家に帰る)」
・「生理(頭痛)」→「欲求(回復)」→「目標(休憩)」→「プラン(休む)」
→「予測(頭痛が直る)」→「評価(可能性)」
・「記憶(パーティは楽しかった)」→「評価(嗜好性)」
・「記憶(頑張った)」→「予測(褒められる)」
・「認識(明日はテスト)」→「プラン(勉強)」
・「認識(空が曇っている)」→「予測(雨が降る)」→「目標(早く帰る)」
・「認識(冷たい)」→「生理(頭痛)」
・「認識(現在は朝)」→「評価(時間性)」
・「要求プラン(木に登ろう)」→「目標(木登り)」
・「行動(出かける準備)」→「プラン(出かける)」
・「行動(食事)」→「認識(おいしい)」→「目標(全部食べる)」