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<適合率$R1$

適合率$R1$は, 入力文に対して受理された文型パターンが存在する割合を文単位 で集計したものである. 定義を次式に示す.

$R1=M/I$

$M:「自己パターン」以外に受理された文型パターンが存在する入力文の数$

$I:テスト用入力文の数$

本研究では入力文として, 単語レベル文型パターン辞書作成に使用した日本語原 文123,451文を使用する. 入力文と単語レベル文型パターン辞書を文型パターン パーサjpp[5]を用いて照合を行ない, 照合結果から適合率を求める. 文型パター ンパーサは入力文が受理できる文型パターンを全て出力するプログラムである.

<例>
 

例として, 文型パターンパーサに3文入力したとき, 「自己パターン」以外に受 理された文型パターンが存在する文が2文有れば, 適合率は67%となる.


\begin{displaymath}
R1 = 2/3 = 0.67
\end{displaymath}



平成18年3月24日