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実験1(jpp_20040816, 3LevelPattern_ver5.3.1)

文型パターンパーサを用いて入力文110文と文型パターンデータベースを照合し た所, 38文が文型パターンを1つ以上抽出できた. 入力文は文型パターンデータ ベースには含まれていない. したがって, 実験1はオープンテストとなる.

文型パターンを1つ以上抽出できた38文の入力文中, 2文は文に動詞が含まれてい ないため用言意味属性を用いた絞り込みの効果を確認できない. よって, 動詞 が含まれていない2文については対象外とし36文について絞り込み実験を行っ た. 対象となった36文に対して, 抽出できた文型パターンの総数は684パター ンで, 抽出できた684パターン中, 動詞部分が字面で表記されているパターンが 4パターンあった.

動詞部分が字面で表記されている4パターンについては, 用言意味属性の条件に関係なくP1およびP2の結果に含めた.

絞り込み実験の結果を表11に示す.また, R1, P1および P2のグラフを次ページに示す. さらに, 付録4に抽出された全ての文型パター ンの評価を載せる.


表 11: 実験1結果
条件 R1 P1 P2 R1 ×P1 RP2
33% 12% 55%
(36/108) (85/684)
IK第1分類 24% 17% 48%
(11分類) (26/108) (25/146) (14/26)
IK第2分類 19% 40% 48%
(66分類) (12/108) (19/48) (10/21)
IK第3分類 15% 52% 50%
(248分類) (16/108) (15/29) (8/16)
IK第4分類 11% 57% 50%
(371分類) (12/108) (13/23) (6/12)
NY 21% 22% 62%
(36分類) (23/108) (31/140) (13/21)
(括弧内の数字は, R1およびP2は文数を表 し, P1はパターン数をそれぞれ表す. )

11より, R1, P1およびP2において最も高い値はそれぞれ, R1は33%(文法情報), P1は57%(IK第4分類), P2は55%(文法 情報)であった. また, NYを用いた場合, R1は21%, P1は22%, P2は62%であった.

図 2: R1の結果(実験1)
\includegraphics[height=4.5cm,width=12cm]{r1_jpp1.eps}  

図 3: P1の結果(実験1)
\includegraphics[height=4.5cm,width=12cm]{p1_jpp1.eps}  

図 4: P1の結果(実験1)
\includegraphics[height=4.5cm,width=12cm]{p2_jpp1.eps}  


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平成18年3月24日