格助詞と名詞属性の両方を用いる事の有効性を示すために、参考として 以下の3通りの計算の比較を行う。 a:格助詞の点数のみでの計算 b:名詞の意味属性の深さのみでの計算 c:意味属性の深さと格助詞の点数の積の計算
結果を表5に示す。 配点については前述した点数をそのまま用い、 受身、使役に対応した格変化も用いる。 ここで複数候補の正答率とは、複数の候補パターンが残った時に 点数計算によって正解を導き出した正解率を表す。 ただし、点数計算の成功率だけを示す。