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モーラとは、仮名文字単位に相当し、音節とはやや異なっている。
単語の仮名文字の個数(モーラの数)をモーラ数、単語の仮名文字の位置(モーラ
の位置)をモーラ位置という。
本論文では、このモーラ数とモーラ位置を合わせてモーラ情報と表現している。
例を表、に示す。
表は、単語が「赤い」(akai)の場合、
単語の仮名文字の数は3であるからモーラ数3となり、
モーラ位置は、「あ」は1、「か」は2、「い」は3となる。
また、表の「きまり」(kimari)である場合は、モーラ数3となり、
モーラ位置は、「き」は1、「ま」は2、「り」は3となる。
表:
単語「赤い」(akai)のモーラ情報
仮名文字単位 |
あ |
か |
い |
ローマ字表記 |
a |
ka |
i |
モーラ数 |
|
3 |
|
モーラ位置 |
1 |
2 |
3 |
表:
単語「きまり」(kimari)のモーラ情報
仮名文字表記 |
き |
ま |
り |
ローマ字表記 |
ki |
ma |
ri |
モーラ数 |
|
3 |
|
モーラ位置 |
1 |
2 |
3 |
平成14年4月24日