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本手法で提案した日本語複文の分類における有効性を、「日英機械翻訳機能試験
文集」3)(6,183)より抽出した複文432文を用いて検証した。実験の結果、「内の関係」 300文に対して89%、従来の方法で考慮されなかった「外の関係」127文に対し
て81%、複文全体で83%の割合で適用できる結果を得た。なお、機能試験文の
日本語複文に対応する英訳が、提案する分類の英語表現と一致した文を適用でき
るものとした。
この結果より、内と外の関係、修飾部の陳述度、底の名詞の抽
象度に着目した複文の分類が、英語と対比した複文
の意味的構造解析において有効であることが示された。
2000-10-16