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複文の文型化

ここでは、上記の考えと「格関係」に着目して、複文の分類を行う。

(1)内と外の関係と修飾部の陳述度による分類

まず、「内」、「外」の関係より英語の「関係節」、「同格節」に、また修飾部 の陳述度「大」、「小」より英語の「節」、「句」に対応させ、複文全体を4つ に分類する。

(2)格関係による分類

「内の関係」については、底の名詞と修飾部の格関係に基づき、12に下位分類す る。

(3)底の名詞の抽象度による分類

「外の関係」については、底の名詞の抽象度と修飾部の陳述度に基づき、4つに 下位分類する。

\includegraphics[width=8cm]{fig4.eps}

以上、分類の考え方を、図3に示す。なお本稿では、寺村2)の5段階の陳述度の設 定に、陳述度1を現在形、過去形でaとbに分け、また陳述度2に「〜できる」、 「〜ない」を付加した図4を、分類の基準点に用いた。
\includegraphics[height=58mm,width=17cm]{hyou1.eps}

以上の考えに基づき、日本語複文を表1の通り分類する。

\includegraphics[width=8cm]{fig5.eps}





2000-10-16