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内と外の関係

山田1)は、底の名詞(英語では先行詞に相当する)と修 飾部の格関係の種類に応じて複文を分類したが、格関係を含まない複文も存在す る。

そこで、寺村2)は,図2に示すように、底の名詞が連体節内で格関係を 有するか否かに着目して、複文を「内の関係」と「外の関係」に分類した。この 分類が英語の「関係節」と「同格節」に対応させるために有効であると考えられる。

\includegraphics{fig2.eps}





2000-10-16