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実験結果

実験の結果を表3に示す。


 
Table 3: 実験結果
評価 ALT-J/E 翻訳魂 代表の訳語
50% 554文 27% 302文 20% 215文
39% 434文 40% 442文 38% 426文
× 11% 123文 33% 367文 42% 470文
合計 1111文 1111文 1111文

実験の結果、結合価文法を使えば『○』と『△』の評価 (意味の通じる訳語)が約9割得られた。 一方、翻訳魂の場合では『○』と『△』の評価が合わせて 7割弱しか得られなかった。このことから、結合価文法を 用いれば様々な文脈に応じて訳語を選択できることがわかった。 また翻訳魂の評価結果は代表の訳語で訳した場合と比べ、 全体的に数パーセントずつ良くなっているだけに留まっている。 このことから詳細が不明だった翻訳魂のアルゴリズムは、 結合価文法を用いておらず、最もよく使われる訳語で 訳す方法に加えて、いくつか良く使われる言い回しについて 登録する方法であると思われる。



2001-03-23