例1:彼女は空を仰いだ。
翻訳ソフトの訳1:She look up at the sky.
対訳1:She looked up at the sky.
例2: 二つの川がこの地点で合う。
翻訳ソフトの訳2:Two rivers join in this point.
対訳2:The two rivers join at this point.
例3:ガラスの靴がシンデレラの足にぴったり合った。
翻訳ソフトの訳3:The shoes of a glass fitted the leg of シンデレラ suddenly.
対訳3:The glass shoes fit Cinderella's foot perfectly.
例3のように名詞が辞書に未登録で、その単語が訳されていない場合でも、 使用している動詞が同じで、日本人が見て意味が通じる場合は○とした。
例4:彼は彼女を車で自宅に送った。
翻訳ソフトの訳4:He saw her to his house by his car.
対訳4:He took her home by car.
例5:彼は準備を急いだ。
翻訳ソフトの訳5:He hurried preparation.
対訳5:He prepares quickly.
代表の訳語で訳す場合も基本的な評価基準は翻訳ソフトを用いた場合と 同じとするが、翻訳ソフトを用いた場合のように英訳が文として 導き出されないので、動詞以外の部分の訳は完璧であるものとして 評価した。その基準を以下に示す。
例6:友人は旅館を営んでいる。
対訳6:My friend runs an inn.
代表の訳語:run
例7:彼は指で軽くボタンを押した。
対訳7:He pressed the button slightly.
代表の訳語:push
例7の場合は対訳が動詞『press』を用いているが、代表の訳語の『push』に 置き換えても意味が通じるので評価を『△』とする。
例8:私の歌は彼に劣りません。
対訳8:I sing just as well as he.
代表の訳語:be inferior
例8の場合、対訳は『劣る』を「as well as」の構文を用いて 訳している。しかし、代表の訳語『be inferior』を用いても、 「My song is not inferior to his.」のような意味の通じる 英訳文を作ることができるので評価『△』とする。