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考察

実験の結果、入力文20文の各々に対して類似文を決定することができた。 他の文節をまたいで係るような係り受けパターン に対しても、DB文から対応する部分を発見し、類似文が決定されており、 複雑な係り受け関係をもつ文に対しても類似文が得られた。 これらの結果から、提案したアルゴリズムの動作が確認され、 構造的類似文検索システムとして利用できることが示された。

現段階ではアルゴリズム全体を3つの手順に分割して構成し、それを繰り返して 適用することで処理を行っているため、高速化も含めたアルゴリズムの見直し、 プログラムの最適化が必要である。



平成14年5月1日