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図1に示すように、
修飾部(動詞及び節)が底の名詞(英語の先行詞に相当する)を修飾する、連体節を含む日本語複文を
本研究の対象とする。
なお、底の名詞が以下に示す形式名詞については、今回対象外とする。
- 1.
- 「とき」、「ため」
前の節に対しては連体修飾される名詞として働くが、後の節に対しては副詞的な修飾として
働くという二面性をもっている。「〜とき、」「〜ため、」と、接続助詞として考えられるため、今回は取り扱わない。
- 2.
- 「こと」、「はず」、「もの」、「の」
上と同様に考えて、「〜ことがある」「〜はずだ」と、助動詞化として考えられるため、今回は取り扱わない。
MatobaKazuyuki
平成11年4月23日