機能試験文による評価結果のカバー率は82%であった。分類法の検討で使 用したデータであるにもかかわらず、この値が十分な精度を示していると はいえない。本手法では主に字面と品詞の情報を用いたが、さらに単語の意 味を用いることで新たなルールの作成が可能であると考える。
また、機能試験文と新聞記事においてカバー率に大きな違いがある。 この原因として、機能試験文にないパターンのコトが新聞で現れることが 考えられる。今後、より多くの表現を調査することで改善されると考えられ る。