情報工学演習 IV オブジェクト指向プログラミング言語
担当:徳久雅人 tokuhisa@ike.tottori-u.ac.jp
TA: 井木康雅,田邉博典,種 裕之,吉田真司
■ 授業の目標:
構造化プログラミング,モジュール化,データ抽象化といったプログラミング研究の集大成としてのオブジェクト指向を学ぶ.概念理解が主目的なので,使い始めることが容易なインタプリタ形式の言語であるRubyを用いる.
■ 授業の概要:
前半は,Rubyの文法を習得しつつ,継承・多相性などのオブジェクト指向の中心概念を学ぶ.後半では,Xウィンドウを用いたGUI作成,ソケットを用いたネットワークプログラミングなどの題材を通じ,オブジェクト指向によるプログラミングについて理解を深める.
■ 評価:
各宿題、チャットシステムの外観(品評会)、チャットシステムの仕組(最終レポート)に基づく。
■ 全体計画:
─── 基礎 ───
第1回(10/2) オブジェクト指向プログラミング入門
第2回(10/9) オブジェクトの宣言
第3回(10/16) ポリモーフィズム
第4回(10/23)(10/30) 継承・Mixin
第5回(10/30) (11/13) オブジェクトを作ってみよう
─── 再利用:ライブラリの活用 ───
第6回(11/6) Rubyの便利なクラス
第7回(11/13) (11/20) マルチスレッド
第8回(11/20) (11/27) ソケット通信
第9回(11/27) サーバとクライアント (第8回に含む)
第10回(12/4) Tkライブラリ
─── 開発:作る、動かす、仕上げる、報告する ───
第11回(12/11) トライ構造
第12回(12/18) チャットシステムの作成・その1
〜〜〜 冬休み 〜〜〜
第13回(1/15) チャットシステムの作成・その2
第14回(1/22) チャットシステムの作成・その3
第15回(1/29) チャットシステムのレポート提出日

(C) TOKUHISA Masato 2002.Oct.1