携帯アプリを作ろうの会が無事におわりました。
Android スマートフォンの実機を受講者全員が1台ずつ使うことができたので、皆さん最後まで気力が続いたのではないかと思います。
最後までがんばった受講者の皆様に御礼申し上げます。実機をかして下さった (株)NTTドコモ鳥取支店さまに深く感謝致します。それから、身内がわですが、当会の教職員・TAの学生さんたちに、協力して頂けたことに感謝致します。また、本学の大学開放事業には、このような企画のチャンスを下さったことに感謝致します。
公開講座の内容は、サイコロアプリの作成でした。「とっかかり編」と言いながら、Android Developers でいうところの「LunarLander」の範囲まで入っていました。すなわち、テキスト、ボタン、音、画像と、玩具を作る道具はひととおりカバーしました。アンケートによると受講者からは「難しかった」とありましたが、結局、サイコロアプリを仕上げてお帰りになりましたので、「筋トレ」でいうところの「バーベルは重かったよ」という感じなのでしょうか。TAさんによる細かい助言が助かったと思います。絵や音のアレンジを楽しむというサイドストーリーも用意しておいて正解だったかな。
最後に、機材やテキストに幾つか不備があり、すみませんでした。
- p.57, リスト18:public boolean onTouchEvent(...) { ... } では、return true; が必要です。
- p.61, リスト22: c.rotate(30.0F,s[0],s[1]); としてください。F が必要です。
- p.61, リスト22: diceImages[6] は 2つとも tDiceImages[6] です。
- p.65: Windows では、あらかじめ、JDK (Java Platform JDK) をインストールしておく必要があります(http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html)。
今日は、本学のオープンキャンパスがありました。知能情報工学科の学科イベントを担当しました。Android 携帯アプリのプログラミングを演習しました。楽しんで頂けたのなら良いのですが、どうでしょう。何より、御参加下さった方々に感謝致します。
さて、準備の際、Eclipse のバグ(Macの場合)の理由が分かったので、メモします。
Eclipse Hellos では、strings.xml を、Resources タブ選択の上で、エディットしようとすると、エラーとなります。
たまたま、春ごろ使っていたアカウントでパソコンにログインし、Eclipse を起動してみると、Galileo と表示されています。こちらでは、エラーになりません。
Eclipse で Android プログラミングするならば、Galileo パッケージを使うべきだと分かりました。