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接続部の違和感

音節波形接続方式で作成した合成音声は音節素片の接続部の違和感が問題とな る.特に違和感を感じるのは母音や撥音が連続する部分である.違和感を感じ た例として図12に「膨大な」 の自然音声と合成音声のスペクトラムと音声波形を示す.この文節では「アイ」 の部分に違和感が感じられた.波形データおよびスペクトログラムの出力には Wavesurfer[16]を使用する.

図: 「膨大な」(自然音声)
図: 「膨大な」(合成音声)
\includegraphics[scale=0.3,angle=270]{fig/org_boudaina.ps} \includegraphics[scale=0.3,angle=270]{fig/ac_boudaina.ps}

これらの音素はスペクトルを見ると連続的に変化している.したがって音素境 界位置が不明確である.そのため,音節素片の接続部において違和感が出やす い.これが,自然性の低下に結びついていると考えている.



平成17年5月30日