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結合価パターン


結合価パターンは,名詞の持つ意味属性により用言と格要素(名詞+格助詞)の意 味的共起関係を体系化したものである.結合価パターンの使用により名詞と動詞の 意味的な誤りが検出可能である.本研究では,結合価パターンとして日本語語彙 大系[1]の「構文意味辞書」のパターンを使用する.表 1に結合価パターンの例を示す.結合価パターンでは,格要素 として一般名詞意味属性(図1)が,用言として動詞が用いられている.



表 1: 結合価パターンの例(括弧内は意味属性)
$N1$(3 主体)が $N2$(1236 人間活動 2064 変動)に 動く
$N1$(962 機械)が $N2$(2335 電気)で 動く




平成15年9月25日