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考察

今回合成したサンプルでは, 母音-母音,母音-半母音など有声音の接続部分における 不連続感が オピニオン評価値を下げたと思われる例が多かった.

音質を重視するような用途に対しては, より多くのサンプルについて実験が必要であるが, 以下のような方法を検討する必要がある.

1.合成方式Aにおいて, 音節部品選択時に複数候補があった場合に パラメータとしてピッチ周波数や LPC係数などを加え, そのつながりの良いものを選ぶ.

2.合成方式Bを用いる際, 録音コストの要求が厳しくない場合には 削減する音節部品種類を より狭い範囲に限定し, 半母音,鼻音など有声音の音素環境が 関係する音節部品については 録音時から準備する. 録音件数を増やしたくない場合は, 上記1の方法のように 部品選択時のパラメータの一つとして 音素環境を反映する.



Jin'ichi Murakami
1999-10-22