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4状態Ergodic HMMの解析結果


4状態のErgodic HMMについて解析した結果を図  3 に示す。この図からネッ トワーク上では単語が品詞ごとに偏って出力されているのがわかる。 特に、活用しない品詞と活用する品詞にグループ分けされているの が見られる。以下に4状態Ergodic HMMに見られる特徴を述べる。


図 3: 4状態Ergodic HMMの解析結果
\begin{figure}\begin{center}
\epsfile{file=Figure/4st-L-model.ps,width=80mm}\vspace{-7mm}
\end{center}
\end{figure}


図 4: 8状態Ergodic HMMの解析結果
\begin{figure*}\begin{center}
\epsfile{file=Figure/8st-L-model.ps,height=80mm}
\end{center}\vspace{-10mm}
\end{figure*}


$\bullet$
文頭の間投詞、感動詞はイニシャルノード○ 1のループで出力 されている。

$\bullet$
名詞は主として、状態○ 0に集まる遷移 (○ 20$\Rightarrow$0)で出力される。

$\bullet$
活用する品詞(本動詞、補助動詞、助動詞、形容詞)は状態 ○ 23に集まる遷移 (○ 23$\Rightarrow$2, ○ 012$\Rightarrow$3) で出力されている。そして、連体形のものは状態○ 2に集まる 遷移(○ 23$\Rightarrow$2)で出力され、連用 形のものは主に状態○ 3に集まる遷移 (○ 123$\Rightarrow$3)で出力されて いる。




Jin'ichi Murakami 平成13年10月5日