表 1に示される通り、 2つのタスクに共通して1文節内の形態素の連鎖が 短い方に分布する傾向が見られる。 これは、間投詞・感動詞のような1形態素1文節のパタンが 多く存在するためと考えられる [9] 。 (キーボード会話では、 間投詞・感動詞があまり現れないため分布が連鎖の長い方に移動する [7] 。) 2つのタスクの特徴的な違いは、 SET1に見られる感動詞の瀕出がSET2にないことである。 この差異が文法の抽出にどのような影響を与えるかを合わせて調査する。