有意差検定

本節ではME,SVM,BERTの使用する素性などによって有意差が存在するのかについて説明する.表4.8〜表4.10内にある数値はp値を示し,p値が0.05未満なら有意差有りと判断する.




Table 4.8: 有意差検定1
有意差 ME SVM BERT
ME [height=,width=1.5cm] 0.000 0.000
SVM 0.000 [height=,width=1.5cm] 0.000
BERT 0.000 0.000 [height=,width=1.5cm]
       




Table 4.9: 有意差検定2
有意差 ME(文字数素性なし) SVM(文字数素性なし) BERT
ME(文字数素性なし) [height=,width=4.5cm] 0.000 0.000
SVM(文字数素性なし) 0.000 [height=,width=4.5cm] 0.000
BERT 0.000 0.000 [height=,width=1.5cm]
       




Table 4.10: 有意差検定3
有意差 ME SVM
ME(文字数素性なし) 0.391 0.000
SVM(文字数素性なし) 0.000 0.006

4.8では,文字数素性有りのME,SVMとBERTは全ての組み合わせで有意差が存在し,表4.9でも同様に文字数素性無しのME,SVMとBERTは全ての組み合わせで有意差が存在する.

4.10では文字数素性有りのMEとSVM,文字数素性なしのSVMと文字数素性有りのME,SVMは有意差が存在するが,文字数素性無しのMEと文字数素性有りのMEは有意差が存在しない.これは文字数素性無しのMEと文字数素性有りのMEは文字数の素性の影響をあまり受けていないということになり,SVMは文字数素性の影響で有意差が存在するということになる.