MF基本手法

表とフロチャートが相互に変換可能である.表の階層構造を利用して,表の列がフローチャートの各段に対応する.この変換を利用して,フローチャートを自動作成する.この手法をMF基本手法と呼ぶ.

2.2.1と図2.1は相互に変換可能であるものの例である.表ではAnswerに「A1&1」といった数値が与えられる.この数値の「A数値」の部分はその数値の番号のQuestionの回答であることを表し,&以降の数値は回答の種類を表す.類似する回答は&以降の数値が同じになる.

表の初めの列にある質問がフロチャートの初めの質問のノードになる.表2.2.1と図2.1では最初の質問であるQuestion1が2種類の回答で分岐している.A1&1の回答がなされた分岐はQuestion2へ続き,A1&3の回答がなされた分岐はQuestion3へと続いている.

このように表の階層とフローチャートの各段は対応しており,表とフローチャートは相互に変換が可能である.


表: 対話データから作成された表


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図: 表から作成されたフローチャートの例
Image MFkihonrei