表3.2.2と図3.3は完全一致している箇所を含んでいる表とフローチャートの例である.質問1で二つに分岐し,それぞれの分岐先で質問3がなされている.このとき2か所に出現する質問3の回答は,回答3-1と回答3-2の2つであり,2つとも一致している.このことからこの2つの質問3は完全一致している類似箇所である.
質問1 | 回答1 | 質問2 | 回答2 | 質問3 | 回答3 | |
クラスタ1 | クラスタ1 | クラスタ2 | クラスタ2 | クラスタ3 | クラスタ3 | |
対話1 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-1 |
対話5 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-2 |
対話4 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-2 |
対話2 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3 | 回答3-1 | ||
対話3 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3 | 回答3-2 | ||
対話6 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3 | 回答3-2 |
表3.2.3は表3.2.2の類似箇所が完全一致している,出現パターンの異なる質問3の列をマージした時の表である.図3.3の点線部分が類似箇所を表している. 対話2,対話3,対話6で出現する質問3が,対話1,対話5,対話4で出現する質問3にマージされている.●はマージ先の質問を表し,#はマージ前の質問を表している.
図3.4は,表3.2.3から作成した図3.3の完全一致している点線部分をマージしたフローチャートである.
質問1 | 回答1 | 質問2 | 回答2 | 質問3 | 回答3 | |
クラスタ1 | クラスタ1 | クラスタ2 | クラスタ2 | クラスタ3 | クラスタ3 | |
対話1 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3● | 回答3-1 |
対話5 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3● | 回答3-2 |
対話4 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3● | 回答3-2 |
対話2 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-1 |
対話3 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-2 |
対話6 | 質問1 | 回答1-1 | 質問2 | 回答2-1 | 質問3 | 回答3-2 |
対話2 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3# | |||
対話3 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3# | |||
対話6 | 質問1 | 回答1-2 | 質問3# |