句に基づく統計翻訳

本節は中村[9]らの抜粋である. 句に基づく統計翻訳は句対応の翻訳モデルを用いる. 原言語文を目的言語文に翻訳する場合に,隣接する複数の単語(フレーズ)を用いて翻訳を行う方法である.本研究では日英方向の翻訳を行うため, 日英統計翻訳を説明する.日英統計翻訳システムの枠組みを図2.1に示す.
図: 日英統計翻訳の枠組み
\includegraphics[width=13cm]{picture/fig2.eps}


$\displaystyle E$ $\displaystyle =$ $\displaystyle argmax_{j}P(e\vert j)$ (2.21)
  $\displaystyle \simeq$ $\displaystyle argmax_{j}P(j\vert e)P(e)$ (2.22)

ここで$ P(j\vert e)$は翻訳モデル, $ P(e)$は言語モデルを示す.$ P(e)$が単語であれば“単語に基づく統計翻訳”のモデル, $ P(e)$が句であれば, “句に基づく統計翻訳”のモデルとなる.
また, 学習データとは対訳文(英語文と日本語文の対)を大量に用意したものである. 学習データに含まれる各々のデータから, 翻訳モデルと言語モデルを学習する.



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