使い分けの実験結果

機械学習の再現率の高さごとに対義語の組を分類したものを表4.7に示す. それぞれの対義語ごとの結果を名詞は表4.8と表4.9,動詞は表4.10と表4.11,形容詞は表4.12と表4.13,副詞は表4.14に示す.


表: 対義語の分類結果
 
名詞 12 18 20
動詞 9 22 19
形容詞 2 21 23
副詞 3 3 2


表: 名詞の対義語対の結果1


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...ine
新参 & 83.82\% & 136 \\ \hline
古参 & 83.09\% & 136 \\ \hline
\end{tabular}}



表: 名詞の対義語対の結果2


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...ine
不毛 & 100.00\% & 64 \\ \hline
肥沃 & 100.00\% & 64 \\ \hline
\end{tabular}}



表: 動詞の対義語対の結果1


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...れる & 85.71\% & 112 \\ \hline
くっつく & 95.54\% & 112 \\ \hline
\end{tabular}}



表: 動詞の対義語対の結果2


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...らせる & 67.93\% & 474 \\ \hline
早める & 66.67\% & 474 \\ \hline
\end{tabular}}



表: 形容詞の対義語対の結果1


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...ine
鈍い & 91.82\% & 746 \\ \hline
鋭い & 91.69\% & 746 \\ \hline
\end{tabular}}



表: 形容詞の対義語対の結果2


\scalebox{0.75}[0.68]{
\begin{tabular}{\vert l\vert r\vert r\vert}
\hline
\multi...
...e
薄い & 83.10\% & 1000 \\ \hline
厚い & 84.60\% & 1000 \\ \hline
\end{tabular}}





表: 副詞の対義語対の結果
対義語 再現率 データ数
うっすら 94.21% 397
はっきり 92.70% 397
ちょっぴり 83.17% 101
どっさり 84.16% 101
ぼんやり 88.01% 567
はっきり 82.19% 567
ぐずぐず 66.00% 50
はきはき 74.00% 50
うっかり 89.89% 475
わざと 94.32% 475
もう 80.00% 1000
まだ 79.90% 1000
たくさん 92.70% 1000
少し 94.80% 1000
こってり 100.00% 65
あっさり 98.46% 65

使い分けの実験の結果,表4.7より,名詞は格が変化しないので,文法的な使われ方の差がないと考えられ低が多くなることが予想された.予想どおり低が多く高が少ないという結果になった.動詞は格が変わることがあるので高が多くなると予想されたが,高がもっとも少なく中と低に多く分布した.形容詞は文法的な使われ方の差がないと考えられ低が多くなることが予想された.予想通り,低が少なく続いて中が多いという結果となった.副詞は実験対象の対義語対も少なく,あまり傾向が把握できない.