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問題設定

使い分けをしたい類義語の組A,Bがあるとする. 語Aと語Bのことを対象語と呼ぶ.対象語のいずれかを含む文を収集する. 収集した文において対象語を削除し,対象語があった箇所に対象語のうちのどの語が存在したかを推定することが,本研究で扱う問題である. その文に元々あった方の語を選択できれば,正しく類義語を使い分けることができたと考える. 具体的な例として,類義語の組「おおよそ」「おおむね」を例に以下に示す.


\begin{table}\begin{center}
\vspace{4mm}
\scalebox{0.9}{
\fbox{
\begin{minipag...
...回はその法則を書きます。
\end{minipage} }
}
\end{center}\end{table}

このように対象語を含んだ文を収集する.次にこれらの文から対象語を削除する.


\begin{table}\begin{center}
\vspace{4mm}
\scalebox{0.9}{
\fbox{
\begin{minipag...
...回はその法則を書きます。
\end{minipage}}
}
\end{center}\end{table}

Xとした箇所に対象語のうちどちらが存在したかを機械学習で推定する.



root 2018-02-28