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Contents
本研究では提案手法を2つの基準で評価する.
- 1)
- 翻訳に利用する変換テーブルの数
従来手法と提案手法で翻訳に利用する変換テーブルの数を比較調査する.なお,変換テーブルの数は入力文一文あたりの平均数で示す.
- 2)
- カバー率の調査
TDSMTで翻訳実験を行う.1,000文を翻訳し,カバー率を調査する.なお,この調査においては,翻訳の正誤は問わない.
本研究では主に,提案手法は従来手法と比較したカバー率に焦点を当てて評価を行う.これは,問題点である従来手法の低いカバー率を向上させる手段として,提案手法は適切であるかを評価するためである.
また,提案手法では変換テーブルを追加した.そのため,計算空間と計算時間は従来手法と比較して増加すると考えられる.カバー率とこの計算空間と計算時間の関係を評価するため,一つ目の基準を設定した.
Hiroto Yasuba
2019-05-08