まず,作成したネットワークを確認し,新規で内容把握や発想支援に役立つとされるノードと,それに関連する情報をもつノードの個数を数える.数えたノードの数が1,3,5個以上かそれぞれ確認し,情報取得に有効なネットワークが作成されたかを評価する.役立つとされるノードを判断する基準を以下に示す.この基準は,どちらかまたは両方満たせばよいものとする.
例として,テーマキーワード「宇宙」の場合,地球軌道上の宇宙望遠鏡であるハッブル望遠鏡の「ハッブル」が挙げられる.なぜなら,「ハッブル」というノードは一般的によく知られる「ブラックホール」などといったノードとは異なり,ネットワークを見た人にとって新たな知識となる可能性が高いためである.
また,スニペットはネットワークの評価と類似した評価方法で評価する.スニペットを読んで,新規で内容把握や発想支援に役立つとされる単語を数える.単語の区切りは形態素解析ではなく,主観で判断する.