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目次
本研究では,対訳文パターン対数確率の計算に対訳フレーズ対数確率を利用し,翻訳精度の調査を行った.対比較実験の結果から,提案手法の計算方法は,従来手法の計算方法と同等の精度が得られた.しかし,翻訳精度の向上は見られなかった.その理由として,以上の原因が挙げられる.日本語パターンを
132#132,英語パターンを
133#133とした場合,従来手法は,以下の式で行う.
134#134
135#135
つまり,
136#136の値として
137#137の最大値を選択している.しかし,
138#138,
139#139が大きな値を持つ場合がある.この場合,加算した方が妥当性
があると思われる.つまり,以下の式を用いる.
140#140
この方法を試みたい.
s122036
2016-03-17