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finalとfinal-and

最終処理のヒューリスティックスとして,``final"と``final-and"を用いる. finalは,少なくとも片方の言語における単語の単語対応がない場合に,unionの単語対応を追加する. また,final-andは,両側言語における単語の単語対応がない場合に,unionの候補対応点を追加する. 図2.8にgrow-diag-finalの例を,図2.9にgrow-diag-final-andの例を示す.

図 2.8: grow-diag-finalの例
\includegraphics[width=75mm]{grow-diag-final.eps}

図 2.9: grow-diag-final-andの例
\includegraphics[width=75mm]{grow-diag-final-and.eps}


得られた単語アライメントから,全ての矛盾しないフレーズ対を得る.このとき,そのフレーズ対に対して翻訳確率を計算し,フレーズ対に確率値を付与することで,フレーズテーブルを作成する.



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