都藤ら[6]の研究と本研究を比較すると, どちらの研究も不適切な文章の検出を目的としているが, 都藤ら[6]は機械学習を用いて冗長な文章の検出を行っている. 一方, 本研究では冗長な文章ではなく記載必要項目が欠落している文章の検出が目的であり, 検出対象が異っていることがわかる.
都藤ら[6]以外にも数多くの研究で文章作成支援が行われている[9][10][11][12][13]. しかし, その数多くの文章作成支援の研究の中でも, 論文の記載必要項目を利用して文章作成支援を行っている研究はない.