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実験の条件

クローズドテスト,クロスバリデーション,および,オープンテストを行う. 使用する文は以下のとおりである(表6.16.26.3).


  • 型の内訳(今田の例文)
  • 型の内訳(「自動車」の文)
  • 表 6.1: 型の内訳(今田の例文)
    型名 文数
    範疇叙述型 17
    属性叙述型 11
    外延叙述型 5
    合計 33
    表 6.2: 型の内訳(「自動車」の文)
    型名 文数
    範疇叙述型 5
    属性叙述型 4
    外延叙述型 2
    合計 11
     


    表 6.3: 型の内訳(「潜水艦」の文)
    型名 文数
    範疇叙述型 11
    属性叙述型 12
    外延叙述型 4
    合計 27

    実験結果の表での手法の表記は,「意味属性を利用した照合結果の選択」は「意 味属性を利用」,「機械学習を利用した照合結果の選択」は「機械学習を利用」 と表記する.一致数は,型名および3つ組が正解データと全て同一の場合にカウ ントする. $ T=\langle フィルタリングの対象数 \rangle$ であるが,照合結果数 であるので,入力文数よりも多い.現在行なっている照合結果の選択は,入力文 1文に対して照合結果を1つ選択するのではなく,フィルタリングを行う.ゆえに, 再現率$ R$ ((6.1)式),適合率$ P$ ((6.2)式),および, $ F値$ ((6.3)式)を用いて,3つ組の抽出性能を評価する.


    $\displaystyle R$ $\displaystyle =$ $\displaystyle \frac{\langle 一致数 \rangle}{\langle 採用すべき数 \rangle}$ (6.1)
    $\displaystyle P$ $\displaystyle =$ $\displaystyle \frac{\langle 一致数 \rangle}{\langle 採用数 \rangle}$ (6.2)
    $\displaystyle F値$ $\displaystyle =$ $\displaystyle \frac{2PR}{(P+R)}$ (6.3)


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    2015-03-14