適合結果の選択について

上位語・下位語の関係を利用した優先順位付けを行ったとしても適合結果が複数ある場合， 本研究では適合結果の1つを選択せず複数の結果を出力する．

[

|]適合結果の選択の例 入力文：
男は陸軍士官学校卒の現役中尉で、銃は同士官学校から盗み出したものだった。
適合結果：

1：[21, "もの", "id:a000024;id:a000025;id:a000029", "範疇叙述型", "lower:1", "upper:21", "additional_info:19"]

2：[21, "もの", "id:a000024;id:a000025;id:a000029", "範疇叙述型", "lower:12", "upper:21", "additional_info:19"]

上記の例では，入力文1文に対し，適合結果は2つ出力された． 解析を行う際は，正解データと比較して型名および3つ組それぞれが一致しているか調べる． すべて一致していれば解析は成功と言える．