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キーワード抽出部

前節で得られたクラスタの概要を把握するため,また,行動分析の手がかりとするためにキーワード抽出を行なう.本システムではKeyGraph[3]を用いる.KeyGraphはその文章の主張と関連語を抽出することができる.

入力として,得られた24のクラスタを用いる.各クラスタごとに文単位で処理をし,動詞および名詞の組を出力する.表3.2にキーワード抽出を行ない,各クラスタごとに得られた動詞と名詞の組を一部示す.


表: 動詞および名詞のキーワードペア
$\sharp$ 動詞 名詞
1 Y:する(10) T:鍋(1) T:重さ(1) T:水(1) T:下ろし(1) T:レモン(1)
    T:掏摸(1) T:薫り(1) T:豆腐(1) T:硬め(1) T:出来上がり(1)
2 Y:食べる(14) T:木(1) T:写真(1) T:ん(1) T:たくさん(1)
    T:お(1) T:ー(1) T:ベリー(1) T:ブルー(1) T:パック(1) T:立て(1)
    T:”(1) T:食べ(1) T:後ろ(1) T:ジャム(1)
3 Y:する(9) T:森(1) T:景色(1) T:ヶ(1) T:駅(1) T:ベリー(1) T:ブルー(1)
    T:w(1) T:道(1) T:牧場(1)

3.2の動詞の前のYは用言を表し,Tは体言を表す.また,数字は出現回数を示す.



平成25年3月17日