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指示詞などの字面が残る対訳文パターン

対訳文パターンにおいて,指示詞や代名詞などの字面が残るため正しく翻訳できない問題がある.例を表6.1に示す.


表: 指示詞などの字面が残る対訳文パターンを含む翻訳文の例
入力文 その ビル は 倒壊 の 危険 が ある 。
参照文 The building is in danger of collapsing .
翻訳文 The building is a danger of this down .
日本語文パターン その ビル は $ X1$$ X2$ ある 。
英語文パターン The building is $ X2$ of this $ X1$ .
対訳句 $ X1$ : 倒壊   down
  $ X2$ : 危険 が a danger

6.1の英語文パターンには指示詞``this"が残る. 対訳文パターンに指示詞などの字面が残る場合,適切な対応をとる対訳句を変数部に用いても正しく翻訳できない. 以上のことから,指示詞などの字面が残る対訳文パターンの問題に対して,対訳文パターンの選択方法の再検討が必要であると考える.



平成27年3月13日