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単語に基づく対訳文パターンの作成

対訳単語と対訳学習文を用いて,単語に基づく対訳文パターンを作成する.まず,対訳単語と対訳学習文を照合する.そして対訳学習文において,適合した対訳単語を変数化する.

なお変数の組み合わせを考慮して,単語に基づく対訳文パターンは可能な限り多く作成する.具体的には,対訳学習文1文に対し$ n$ 個の対訳単語が変数化できる場合,対訳単語を``変数化する・変数化しない"の2通りの組み合わせがあるため,全ての組み合わせを考慮し,単語に基づく対訳文パターンを$ 2^n$ 通り作成する. 単語に基づく対訳文パターン作成の例を図2.12に示す.なお,変数は``$ X{\rm 数}$ "で表される.

図: 単語に基づく対訳文パターン作成の例
\fbox{
\includegraphics[scale=.45]{step2.eps}
}



平成27年3月13日