次へ: 実験2.素性拡充前と素性拡充後の提案手法と比較手法と人手推定の比較
上へ: 実験結果
戻る: 実験結果
目次
素性の拡充前と拡充後の提案手法と比較手法の順序推定の正解率を表7.4に示す.
素性拡充前と拡充後に対して両側検定の有意差水準5%で検定を行った結果,
Case1において有意差なし,
Case2において有意差あり,
Case3において有意差ありであった(表7.4内の*は有意差ありを示す).
表:
素性拡充前と素性拡充後における提案手法と比較手法の正解率
| 入力 |
提案手法 |
比較 |
| 段落対 |
素性拡充前 |
素性拡充後 |
手法 |
| Case1 |
0.85 |
0.85 |
- |
| Case2 |
0.60 |
0.62* |
0.53 |
| Case3 |
0.65 |
0.68* |
0.62 |
表7.4から,
素性を拡充した場合の提案手法がCase2,3において,
素性を拡充する前より高い正解率であることがわかる.
また,有意差検定により,
Case1では,素性の拡充は有意に性能を向上させることには役立たなかった.
Case2,3では,素性の拡充が役立つことが確認できた.
平成27年3月4日