Danushkaら[6]は複数文書からの要約作成のために, 文の順序を推定する研究を行った. 文の順序推定には,時間的情報,内容の意味的近さ,要約前文章での文の順序などの 情報を素性とした教師あり機械学習を用いた.
これらの研究に対して, 本論文では推定対象が``段落''である点もあるが, ここでは``要約前の文章情報を用いない''という違いがある. 要約前の文章の情報を用いずに文章の順序を推定できれば, 文章の順序が良くない文章の修正に役立つと思われる.