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問題設定

本研究での問題設定は以下の通りである.

文書が段落の単位で入力され, 段落の途中まで文の順序が確定しており, 途中からの順序が不明であるとし, 不明箇所のうちの2文の順序を推定する.

推定の際に利用できる情報は, 判定する2文と,その2文を含む段落内の その2文の一方が出現するまでの文章とする.

図: 問題設定の概略図
\includegraphics[width=10cm]{mondai.eps}

[*]の場合,文Aから文Cまでの順序推定が完了している(順序が確定している). 残り2文(文D,E)の順序が不明であり,本研究の問題設定では残り2文(文D,E)の順序を推定することになる. ここで使用できる情報は,推定対象である文D,Eの情報と,既に順序が確定している文Aかから文Cまでの情報である.



平成25年10月13日