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概要

文章の生成や推敲の問題の 一つに,文の順序推定がある. 複数の文からなる文章の作成の際, わかりやすくなるようにそれらの文を 適切な順序に並べる必要がある.

文の順序推定に関する研究の多くは文章要約の一環として行われており, 要約前の文章から得られる情報を用いて文の順序推定を行うのが主な手法である. もし要約前の文章から得られる情報を用いずに文の順序推定が可能ならば, 文生成における文の順序推定技術の応用範囲が広がる. そこで,本研究では,要約前の文章の情報を用いない 文の順序推定の問題を扱う.

要約前の文章の情報を用いずに文の順序を推定する研究に関しては, 確率モデルなどがあるが, 教師あり機械学習により文の順序を推定する研究はなされていない. そこで文の順序推定の手始めとして, 本研究では段落内の2文について, そのどちらを先に書くべきかを教師あり機械学習を用いて 推定した.

その結果,提案手法の正解率(0.72から0.77)は 従来手法に基づく確率手法の正解率(0.58から0.61)よりも高く,有用であることを確認した.



平成25年10月13日