関連研究と本研究の違い

本研究は，複数の分野の文書を用いて頻度情報を収集している点が特徴である． また，対象語列(先述のとおり，付属語と接続詞と感動詞と連体詞と句読点の連続)を検出対象としている．

1つの文書内の頻度を用いた研究は行われているが，複数の文書の頻度を用いている研究は，調査した限りでは確認していない． よって本研究は，まず複数の文書の頻度が本当に検出に有効かを明らかにし，その上で性能を求めることとする．