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手順3:極性表現集合$P$, $N$の取得

入力から得た名詞の種類と状況,手順1から得た判断条件を用いて「極性表現対知識ベース」を参照し,好評表現集合$P$と不評表現集合$N$を取得する.

「極性表現対知識ベース」は「名詞の種類」,「判断条件」,「状況」,「極性表現対」,および,「属性」の5項目から成るタブ区切りテキストとなっており,名詞の種類,判断条件,状況で参照し,条件に当てはまる極性表現対で集合を作成することで,好評表現集合$P$と不評表現集合$N$を作成できる.極性表現対は「軽い-重い」のように表記されているがこれは半角ハイフンの左側が好評表現,右側が不評表現となっている.「極性表現対知識ベース」の冒頭部分を表4.1に載せる.

表: 「極性表現対知識ベース」の冒頭部分
#名詞の種類 判断条件 状況 極性表現対 属性
衣服 生理 一般 軽い-重い 重量
衣服 生理 一般 無臭-臭い 臭い
衣服 生理 一般 柔らかい-固い 質感
衣服 生理 薄い-厚い 厚さ
衣服 生理 涼しい-暑い 温度
衣服 生理 厚い-薄い 厚さ
衣服 生理 暖かい-寒い 温度
衣服 生理 温かい-寒い 温度
衣服 目標実現 一般 格好いい-ダサい 見た目
衣服 目標実現 一般 可愛い-ダサい 見た目
       




平成26年3月7日