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システムの流れ

本システムの大まかな流れを以下に示す.
(手順1)
パターン照合部:入力文と情緒属性付き結合価パターン辞書を照合すると,いくつかの出力が得られる.ここで,patlapにより出力候補が絞られる.その後,出力候補の情緒属性から「判断条件」と「具体的な格要素」を取得する.
(手順2)
名詞句格納部:入力から得た名詞句を$T$として格納する.
(手順3)
入力から得た状況と名詞の種類,手順1で得た判断条件の3つを用いて極性表現対知識ベースを参照し,好評表現集合$P$と不評表現集合$N$を求める.
(手順4)
入力から得た状況で,予め用意しておいたコーパスを選択する.
(手順5)
評価極性算出部:手順2,手順3で得た$T$, $P$, $N$と手順4で選ばれたコーパスを用いてSO-scoreの算出を行い,評価極性を算出する.
(手順6)
判断条件判定部:手順1で得た判断条件と,手順5で得た評価極性を用いて判断条件の真偽判定を行い,偽の場合は出力候補の情緒属性の情緒名に変更を加える.



平成26年3月7日